パソコン苦手な40代が就職・転職に向けてスキルアップする方法

パソコンが苦手でもスキルアップする方法

パソコンを苦手としている方であっても、就職・転職するときには必須とも言えるパソコンスキル。
パソコンに苦手意識のある方がパソコンの実務スキルを身につけるために必要なアクションを、まなパソ編集部が分かりやすくご説明します。

パソコンが苦手な40代は多い

活躍している社会人の方であっても、パソコンが苦手だという方は多くいらっしゃいます。

学生時代にはパソコンがまだ普及していなかった世代であり、仕事を始めてもパソコンを使う必要が無かった・機会に恵まれなかったという方も多いです。

また、パソコンの操作経験や実務経験がある方でも、仕事で使う範囲の操作しか経験がない。部分的なことを仕事中に教えられただけ。などの理由でパソコンに苦手意識がある方も多く、パソコンの基本操作を習得する機会を得られなかったことがパソコンの苦手意識に拍車をかけています。

しかし現在では、就職や転職の際に必要な職能・経験として、パソコンスキルを有することが求められています。

とはいえ、パソコンの基本操作が何たるかを理解し、正しい段階を経て実務スキルを身につけていくことで就・転職に向けてのスキルアップが可能です。

そこで、本記事ではパソコン苦手な40代が就職・転職に向けてスキルアップする方法について解説します。

パソコンの基礎とは何かを知る

パソコンを使いこなすには、パソコンの基礎とは何かを知り、パソコンの基本操作を習得することが大切です。

パソコンの基本操作とは、大きく分けると3つの操作となります。
具体的には「マウスの操作」「キーボードの操作」「ウィンドウズの操作」です。

また、インターネットの検索方法やメールの送信・受信、ファイルの保存などもパソコンの基本操作と言えますが、これは上に挙げた「ウィンドウズの操作」の一部となります。

これらの操作は、一般的にパソコンを使った業務において必須となります。また、基本操作を習得することで、それを土台としてより高度なパソコン操作を習得することができます。

就職・転職に必要なパソコンスキルを知る

この時代では、パソコンを使わない仕事を探すほうが難しいのが現状です。

パソコンを使えて当たり前と言われて久しいものですが、求人情報や募集要項でよく目にする「パソコンの基本操作ができる方」「パソコンが使える方」とは、どの程度のパソコンスキルを求められているのでしょうか。

具体的には次のようなパソコンスキルとなります。

パソコンの初歩・いろは
  • マウス操作
  • キーボード操作(日本語・英語・数字・記号を用いて文章入力ができる程度)
  • ウィンドウズの操作
パソコンの基本操作ができるの具体的なイメージ
  • インターネット閲覧・検索(知りたい情報を検索して調べることができる)
  • メール送受信(ファイル添付なども)
  • タイピング・文章入力(タッチタイピングができるとなお良し)
  • ファイル・フォルダーの操作・管理
  • Word(ワード)を用いてA4用紙1枚の文章作成ができる
  • Excel(エクセル)を用いて表作成ができる・表計算の基礎を理解している
パソコンの実務スキルを身につけているの具体的なイメージ
  • タッチタイピング(10分間で600文字以上入力できる)
  • Wordの基礎(文章作成・編集・書式設定・ページ設定・表作成・画像、図形、アートの挿入・ビジネス文書作成・印刷)
  • Excelの基礎(効率的なデータ入力・表の作成・書式設定・数式入力・参照の理解・グラフ操作・シート、ブック操作・データベース基礎・印刷)
  • PowerPointの基礎(プレゼンテーションの作成)
  • プリンター・スキャナーの利活用
  • PDF等ファイルの閲覧・共有
  • インターネットの利活用
  • グループウェアやビジネスアプリの利用経験

パソコンの基本操作を習得するための方法

独学で習得を目指す場合、必ず必要になるものがパソコン本体です。
中古品でも数万円くらいから。新品を購入する場合には10万円くらいからを見ておくと良いでしょう。

しかし、パソコンをお持ちでないパソコン未経験・初心者の方が、パソコンの基本操作を習得するためにパソコン購入からはじめることはおすすめできません。
操作を教えてくれる人やパートナーがいらっしゃり、その方がパソコン購入についてもサポートをしてくれる場合のみ……

パソコン未経験・パソコンをお持ちでない方がパソコンの基本操作習得を目指すなら、コストパフォーマンスの良いパソコン教室での受講をご検討ください。

なお、すでにパソコンをお持ちの方であれば、独学が得意な方には次の2つの方法があります。

① 書籍・テキストを利用する方法

書籍を利用する場合、例えば「はじめてのパソコン入門」「ウィンドウズ入門」といった初心者向けの書籍があります。
多くの書籍が図解入りで視覚的にも理解しやすく作られているものです。

しかし、書籍では質問に対する回答が得られないため、それに対するサポートが必要な場合は、オンライン学習や専門家のサポートを利用することをおすすめします。

② オンライン学習を利用する方法

最近では、多くのオンライン学習プラットフォームがあり、初心者向けの講座や動画が有償・無償問わず配信・提供されています。
分からないことを講師に質問したりサポート依頼をしたりすることができるシステムを採用しているサービスもあります。

オンライン学習では自分のペースで学ぶことができるため、忙しい方でも自分の都合に合わせて学習することができるメリットがありますが、そもそもパソコンの基本操作を習得している方向けのサービスであるという側面もあります。

【近道】パソコンの基本操作や実務スキルを「教えてもらう」という選択

分からないことが分からない。何から手を付ければ良いか分からない。
パソコンをはじめようと思った方が、最初に思うことだと思います。皆一緒です。

パソコンの基本操作を習得するためには、また、実務スキルを身につけるためには、専門家のサポートを受けることをおすすめします。
パソコン教室や専門家による個別のレッスンなどがあります。

インストラクターより指導を受けることで、正しい操作方法やトラブル時の対処方法を学ぶことができます。また、質問や疑問点があれば、すぐに解決することができるため、学習効果も高まります。

パソコン教室のカリキュラムというものはとても良く作られており、どんな方でもパソコンができるようになる仕組みが構築されています。

パソコンの実務スキルを身につけるために!

パソコン教室で学んだ方から実際にお聞きした言葉があります。
「知らないことばかりだからきっと大変だと思っていた」 「わたしには無理かもしれないからと半ばあきらめていた」

そしてまた、「パソコン教室に通って良かった」「もっと早くから始めていれば良かった」ということも、同様によく耳にする言葉です。

パソコンはかならずできるようになります。
必要な条件をあげるなら、良い学習環境と、良いパートナー(インストラクター)。

再就職に向けてパソコンスキルを身につけるために、パソコン教室は親身になってお手伝いしてくれるはず。
まずは各スクールで開催している無料体験や説明会へお気軽にご参加ください。
きっと、もっと早く体験しておけば良かった!と、お感じいただけると思います。

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